赤ちゃんが産まれて初めて迎える初正月に、魔よけ・厄払いの縁起物として
男の子には破魔弓を、女の子には羽子板を贈ってお祝いします。

羽子板

女の子の初めての正月飾り

破魔弓

男の子の初めての正月飾り

正月飾り
Q & A

Q.いつから飾るの? いつ片付けるの?

12月中旬頃(遅くとも年内中)から飾り、翌年の小正月(14~16日)を過ぎたら片付けるのが一般的ですが、 近年では魔除けの意味を込めて一年中飾る家庭も多くなりました。

Q.何故女の子には羽子板を贈るのですか?

羽子板の羽根はトンボに似ていることから、蚊に刺されず病にかからないといわれています。 また羽根に付いている黒くて堅い玉は「むくろじ」という木の実で、漢字で「無患子」(子どもが患わ無い)と書き 共に邪気をはね(羽根)のけるお守りとされています。

Q.何故男の子には破魔弓を贈るのですか?

破魔弓の「はま」は弓矢で射る的を指し、後に「破魔」の字をあて魔を射る矢と解され、邪気を払って男の子が 元気に育つようにと願いを込めて飾ります。

Q.正月飾りは初正月の年だけのものですか?

魔除けですので初正月に限らず毎年飾ってください。またお正月だけでなく、ひな人形の横に羽子板、 五月人形の横に破魔弓というように、脇飾りとして飾るのもよいでしょう。

Q.誰が贈るものですか?

一般的には実家の祖父母が赤ちゃんの健康を願って贈ることが多いようです。 以前は親戚の方々も贈っていたことが多かったようですが、近年では少なくなりました。

Q.次男、次女、三男、三女が生まれたらどうすればいいのですか?

正月飾りは邪気を払ってくれるお守りですので、一人一飾りが習わしです。 しかし無理な場合は、その子の記念になるものを用意して一緒に飾ってあげてください。

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