「有職故実」に則った
忠実な世界

素材への「こだわり」

現代によみがえる
「いにしえ」の雅

伝統に支えられた
「毛刷き」の技法

作 家

平安 寿峰

有職京人形司 節句人形工芸士

昭和45年…京都・嵯峨野に生まれる
平成 2年 …父 初代平安寿峰に師事
平成26年…伊勢神宮外宮に「京の木馬」を奉納
平成27年…出雲大社に「立姿 有職人形」を謹呈
平成28年…北野天満宮に「天神人形」を奉納

平安時代より続く宮中文化を表現する人形製作を原点とし、伝承された匠の技に現代の感性を取り入れた斬新で華麗な雛人形。その色使い、配色は古代と現代の調和を見事に表現している京都人形界きっての職人です。

作 家

平安 天鳳

節句人形工芸士

昭和27年…愛知県碧南市に生まれる
昭和55年…各人形師の下で修行
昭和62年…平安天鳳を襲名

有職故実という宮中の儀式や祭礼、衣裳に関するしきたりに則って忠実に再現された衣裳が特徴。人形の着物は実際の着物と同じ製法で仕立て上げ、一枚一枚着せ付けていきます。目に見えない部分にも伝統的な素材を使用するなど技術の奥深さと品格を備えたこだわりの職人。

作 家

大橋 弌峰

有職京人形司 伝統工芸士

昭和15年…京都に生まれる
昭和31年…初代大橋弌峰に師事
平成元年 …経済産業大臣指定伝統工芸品
伝統工芸士認定
平成17年…京都府伝統産業優秀技術者
「京の名工」表彰
平成22年…瑞宝単光章受賞

古典京雛の名匠、初代大橋弌峰を父にもつ二代目。父子相伝の技は京雛の伝統を見事に継承。繊細かつ大胆な表現、そしてその華やかさは、見つめるほどに心を曳きつける深い魅力をもつ京人形界の代表的職人。

作 家

石川 潤平

伝統工芸士

昭和26年…埼玉県に生まれる
昭和45年…父 初代潤平に師事
平成11年…二代目石川潤平を襲名
平成16年…経済産業大臣指定 江戸木目込人形
伝統工芸士となる

ふっくらとした作風は鏡餅のごとく幸せが重なるようにと、そしてまんまるなお顔は満月のごとく掛けることのない家庭円満にとの願いを込めています。

作 家

石川 佳正

伝統工芸士

昭和30年…埼玉県に生まれる
昭和46年…父 初代潤平に師事
平成2年 …通商産業大臣表彰を受賞
平成16年…経済産業大臣指定 江戸木目込人形 伝統工芸士となる

初代石川潤平のもと人形製作の基礎と姿勢を学ぶ。また彫刻、絵画、彩色をも習得し、近年は独自の感性を活かした創作人形を手掛ける類まれなる人形作家です。

作 家

板倉 誠洲

日本人形美術評議会認定頭師

昭和34年…埼玉県に生まれる
平成2年 …頭師 木村誠洲に師事
平成12年…人形美術館展にて頭の部 入選

新素材を用いながら伝統的な彫刻刀を使用した方法で作られています。目元、口元まで表情豊かに表現しています。

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