節句Q&A 節句人形についてよくあるご質問をまとめました

節句の品を飾るのはなぜですか。
ひな人形

ひな祭りの原形は、平安時代のお人形(ひいな)遊びと、簡素な人形(ひとがた)に自分の厄(やく)や災いを移して川や海に流した流しびなの行事が結びついたものです。

ですから、ひな人形を飾ることには、ひな人形が身代わりとなってくれて、その子に災いがふりかからないようにとの願いを込めて飾るものです。

五月人形

鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。
身の安全を願って神社にお参りするときに、鎧や兜を奉納するしきたりに由来しています。

鎧や兜を“戦争道具”と受け取る考えがありますが、武将にとっては自分の身を護る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味がある大切な宝物でした。現在は鎧兜が“身体を守る”ものという意味が重視され、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾ります。

鯉のぼりは、江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。
鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息することができる、非常に生命力の強い魚です。その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来)子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです。

天神様

古くから天神さまは、天から降りてきた雷の神とされており人々に崇められていました。

845年、菅原道真は代々学問をもって朝廷に仕える菅原家に生まれ、幼少より神童と称され、33歳で学者としては最高位である文章博士となり、詩人としての才も発揮し、国政にも参加する政治家としても大変活躍していました。
その人並み外れて優れた才能が天神さまと結びつき、現在の形である雷や雨を操る学問の神となりました。

三月三日(地方によっては四月三日)雛祭りは、女児の祭りとして行われていますが、地方によっては男児・女児を同時に祝う風習もあります。女児におひなさまを飾るように、男児には、卓越した才能にあやかれるよう天神さまを飾ります。

いつから飾るものですか。
ひな人形・天神様

立春(2月4日)頃から2月中旬にかけて、ひなまつりの1週間前までには飾ります。

前日に飾る「一夜飾り」は縁起がわるいと言われています。

五月人形

鎧飾りや鯉のぼりを飾るのは、少し早めがよいでしょう。

遅くとも4月中旬頃までには飾るようにしたいものです。
初節句の際は頂いた方へのお礼の意味もこめて、なるべく早めに飾り、旧暦をすぎる頃まで飾ってお祝いしましょう。

片づける時期はいつ頃がいいでしょうか。
ひな人形・天神様

「おひなさまをしまうのが遅くなると婚期がおくれる」という話はよく聞きますが、実はしつけのための言葉だったようです。

せっかくの守り神様ですので、旧暦が過ぎる頃まで飾り、湿気を一緒にしまいこまないように、
天気の良い乾燥した日を選んで片づけましょう。

五月人形

五月人形は遅くとも5月中旬までに片づけましょう。

二男、二女、三男、三女が生まれたらどうすればいいのですか。
節句の品は、一人一飾りがならわしです。
身代わりに厄を受けてくれているお守りですので、両親のものを引き継いだり姉妹兄弟で兼用するのは避けたいものです。
大きさや価格にこだわらず、一人一人に揃えてあげてください。
節句の品は誰が贈るものですか。
昔はお嫁入り道具として婚家へ持参していたなごりから、母方の実家より贈られる場合が多かったようです。
今も母方の実家より贈られる方がほとんどですが、最近では、両家で費用を折半して買い求められる方もおられます。
また、五月人形の場合、外飾りは父方から、内飾りは母方からと、両家で相談されて用意される場合もあります。
いずれにしても大切な赤ちゃんのお守りですので、両家で話されて決められるのがよいでしょう。

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