掛軸の種類

細かく分けると大変多くの種類がある掛軸。
代表的なものをご紹介します。

日常掛・・・水墨山水、彩色山水、四季花、竹に雀、書、等

季節を気にせずに掛けていただける掛軸です。初めての掛軸に最適です。また、新築のお祝いや、贈り物にも喜ばれます。

山水
山水
四季花
四季花
竹に雀
竹に雀
山水
風景画として、また縁起の良い要素も数多く含まれています。
四季花
四季の代表的な花が描かれています。
竹に雀
まっすぐに伸びる竹、群れをなす雀は縁起の良いものとされています。

季節掛・・・牡丹・梅に鶯・清流鮎・紅葉・南天 等

季節の花や鳥など四季折々の色彩で描かれた掛軸です。日常掛の一種ですが、より一層季節を感じることが出来ます。

牡丹
牡丹
梅に鶯
梅に鶯
南天
南天
牡丹
王華、富貴花とも呼ばれ、上客をもてなす最高位の花です。
梅に鶯
春の訪れを告げる鶯は初春を飾るにふさわしい掛軸です。
南天
雪の中にひときわ赤く実をつける南天。難転といわれ厄除けの意味もあります。

慶事掛・・・松竹梅鶴亀、高砂、赤富士、日の出、等

祝い事の席には欠かす事の出来ない掛軸です。迎春用、長寿祝い、結納など、用途に合わせて様々な種類がございます。

松竹梅鶴亀
松竹梅鶴亀
高砂
高砂
赤富士
赤富士
松竹梅鶴亀
古来より縁起のよいものを集めた、めでたい掛軸です。
高砂
熊手を持った尉、箒を持った姥が描かれた、結納の席にはかかせない掛軸です。
赤富士
日本一の山、富士山。赤く染まった富士は縁起のよい象徴として描かれ、日常掛としても好まれます。

佛事掛・・・名号、十三佛、佛間額、観音、等

お盆、お彼岸、法要など仏事の席には欠かす事の出来ない掛軸です。宗派に合わせて様々な種類がございます。 

名号
名号
十三佛
十三佛
佛間額
佛間額
名号
ご先祖様、ご本尊に感謝と供養のお気持ちを伝えます。
十三佛
初七日から三十三回忌まで十三回の追善供養の掛軸です。
佛間額
お仏壇の上に必ず掛けられるご本尊を唱える言葉です。

節句掛・・・立雛、武者、鯉の滝昇り、等

お子様の健康と成長を願う掛軸です。お子様やお孫様が誕生したご家庭へのお祝いとしても喜ばれます。

立雛
立雛
武者
武者
鯉の滝昇り
鯉の滝昇り
立雛
男雛と女雛のように将来の幸せを願って掛けられます。
武者
健やかにたくましく育つことを願う掛軸です。
鯉の滝昇り
立身出世の象徴です。縁起ものとして日常掛としてもポピュラーな画題です。

茶掛・・・一行書、画賛、等

画賛、一行書、等もともとは茶席用の掛軸ですが、現在では広く趣味掛として愛用されています。

画賛
画賛
一行書
一行書
画賛
漢詩や和歌・俳句などの書と、その書になぞらえた絵、書と絵で一つの作品となる掛軸です。
一行書
一行書は、禅語であり「日々是好日」「一期一会」など、私たちがよく耳にする言葉から、季節感のある言葉まで様々です。